アクションカメラの雄といえば「GoPro」、という時代が長く続いたのだけど(最新モデルはGoPro 11だ)、その市場に多くの会社がいろんなバリエーションで参入する中、GoProに真っ向から挑戦しているのが中国DJIの「OSMO Action」だ。
初代DJI OSMO ActionはGoProスタイル(といっていいよね)。2代目は「OSMO」がとれた「DJI Action 2」で一転してミニマムでユニークな構成で登場した。マグネットで合体して爪で固定する合体メカカメラである。
そして9月に登場したのが初代の直系ともいえる「DJI OSMO Action 3」だ。
DJI Action 2と並べてみると違いがよく分かって面白い。コンセプトが違うってことなのだな。長回しは不得手だが、ミニマムなカメラ部をベースにマグネットを使ったシステムアップで自由な撮影が可能なAction2(その代わりけっこう熱を持つので長回しは苦手)と幅広い用途で汎用性が高いAction3という感じか。
さらにGoProの「GoPro HERO11」とも比べてみた。基本構成はそっくりだけど、DJI OSMO Action 3の方がちょっとコンパクトだ。
ではOSMO Action 3を使って遊んでみよう。
DJI OSMO Action 3は前後にモニターを持ち、強力な手ブレ補正を搭載した非常にオーソドックスなウェアラブルアクションカメラだ。
アクションカメラは人によって撮りたいものが異なるのでカメラ部を必要最低限の構成にし、用途に応じてアクセサリーを活用するのが基本。今回は「Adventureコンボ」。
保護フレーム、エクストリームバッテリー(3つのバッテリーとそれらを収納でき、充電も行うバッテリーケース)、そして1.5mの延長ロッドが付属する。
OSMO Action 3の大きな特徴は2つ。
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