米GitHubは11月18日までに、2022年にGitHub上で多く使用されたプログラミング言語ランキングを発表した。その結果、1位は「JavaScript」だった。以降、2位「Python」、3位「Java」、4位「Typescript」、5位「C#」、6位「C++」、7位「PHP」、8位「Shell」、9位「C」、10位「Ruby」と続いた。
GitHubは「開発から教育、機械学習、データサイエンスに至るまで、あらゆる分野で多用途性を備えていることから、JavaScriptは引き続き圧倒的な地位を維持している」と解説。2〜5位までの結果も21年と同様だった。6位のC++と7位のPHPは順位が入れ替わった。
また、急速に成長しているプログラミング言語ランキングも公表した。1位は「HCL」で21年から使用率は56.1%増加、2位は「Rust」で50.5%使用率が増加していた。以降、3位「Typescript」(同37.8%増)、4位「Lua」(同34.2%増)、5位「Go」(同28.3%増)が続いた。
HCLが1位だった理由については、「サーバ・ネットワークの構成をコードで記述する『IaC』(Infrastructure as Code)プラクティスとソフトウェアツール『Terraform』の人気が高まり、デプロイメントの自動化が進んだため」とGitHubは説明している。
GitHub上では数年前から、モバイルアプリケーション開発が増えているという。Androidの開発に使えるKotlinや、オープンソースのアプリ開発SDK「Flutter」にDartを利用するなど、モバイルアプリケーションを簡単に開発できるプログラミング言語が使われる傾向にあるとしている。
GitHubは「これは数年前からのトレンドであり、AndroidのモバイルアプリケーションがWindows 11上で動作するようになった今もその勢いは衰えていない」としている。
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