リモコン操作で曲げられる有機ELテレビ、実売44万円　LGが23年1月に発売

» 2022年12月01日 11時43分公開

[ITmedia]

　LGエレクトロニクス・ジャパンは12月1日、画面が平面から湾曲に可変する42V型有機ELテレビ「LG OLED Flex」（42LX3QPJA）を発表した。2023年1月18日に発売する。実売44万円前後になる見通し。

「LG OLED Flex」（42LX3QPJA）

　9月にドイツのベルリンで開催された家電展示会「IFA 2022」で公開した“曲がる”テレビ。リモコン操作で平面から最大900R（半径900mmの円の湾曲に相当）まで20段階で曲げ率を調整できる。

　LGは映像を見るときは平面、ゲームをするときは湾曲させて没入感を得ると説明。「バックライトのない有機ELテレビだからこそ実現したデザイン。これまでも曲面型は展開していたが、自由に曲げ率を変えられるテレビは初めて」としている。

　画面解像度は4K（3840×2160ピクセル）で120Hz駆動に対応。応答速度は0.1ミリ秒とゲーム用途に適しているという。ボイスチャットに使えるエコーキャンセリングマイクやカラフルな背面LEDライトも搭載した。

　チューナーはBS4K・110度CS4Kチューナー2つをはじめ、BS・110度CSチューナーと地上デジタルチューナーを各3つ搭載した。外部入力はHDMI 2.1×4など。

リモコン操作で画面が湾曲する

主な仕様

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