2021年9月の納車から1年が経過したので、Teslaのサービスセンターで法定12カ月点検を受けてきました。7月には、早々とTeslaから点検の案内がメールで来たのには驚きました。以前は点検等、事前の案内が一切ない塩対応が当たり前だったようですが、昨今のユーザー増に伴い、メールで案内を出すようになったようです。
12カ月点検の基本料金は2万8000円です。同クラスのセダンで1万数千円が相場である国産車のそれと比較すると高額です。ただ、前車のメルセデス・ベンツC250の基本料が約3万8000円だったことを思うとリーズナブルに感じます。
走行距離1万1000kmで入庫した今回は、法定点検に加え、左右のワイパーブレード交換やタイヤローテーションを依頼しました。総額は3万1518円です。ちなみに、エンジンがないので、オイル交換は不要です。こちらもコスト的には助かります。
驚いたのは、サービス担当者の「ブレーキパッドの残量10mmで、ほぼ減っていない」という報告でした。ワンペダルドライブで完全停止まで可能なModel 3の真骨頂がこの部分に現れています。SNSでは「走行距離10万kmでパッド交換はなし」といった先輩Teslaユーザーの声を聞いていたので、自分ごととして実感した一幕でした。
ちなみに、ワンペダル走行の恩恵は、ホイールが汚れないという美点にもつながります。次の写真は、前車のメルセデス・ベンツにおける洗車後、約500km走行後の汚れ具合です。汚いですね。その前に乗っていたシトロエンもそうですが、欧州車は、とにかくブレーキダストがすさまじいのが難点でした。
メルセデス・ベンツの場合、ずぼらな性格でたまにしか洗車をしない筆者なので、10年以上も乗っているとブレーキダストが固着してしまい汚れを完全に落とせなくなくなっていました。汚れにくいModel 3のホイールは洗車嫌いな私にぴったりです。
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