瑞起「X68000 Z」、3日にクラファン開始 約5万円

[ITmedia]

　組み込み機器開発などを手掛ける瑞起（横浜市西区）は、12月3日の午後7時から往年のシャープ製パソコン「X68000」を現代風にアレンジした「X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KIT」のクラウドファンディングを実施すると発表した。支援購入は4万9500円。

「X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KIT」

　シャープの許諾を得て復刻した小さなX68000。「マンハッタンシェイプ」と呼ばれる左右分割のツインタワー型筐体を高さ114mmで再現し、上部には持ち運び用のハンドルを備えた。

　4コアSoC「ZUIKI Z7213」を搭載。USBインタフェースによる拡張性を持たせた他、5インチフロッピーディスク風のSDカードスロットを備えるなど1980年代のテイストも残す。

　オリジナルの「Human68k」を再現する「β2版X68000エミュレーター」を採用。専用SDカードを介してユーザーが保有するソフトウェア資産を活用できるという。動作確認したアプリケーションの情報は随時公開する。

　クラウドファンディングは「kibidango」で2023年1月28日まで実施する。成立した場合は同年3月31日から順次商品を発送するとしている。

マウスのサイドボタンは2つに。スクロールホイールも追加して現代のPCの使い勝手に合わせた

キーボード上のLEDも当時と同じ位置に搭載。背面の切替スイッチでWindowsレイアウトにもできる