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サッカーW杯でちょっと話題 コンテンツ配信を支える技術「CDN」って何の略?デキるITビジネスパーソンの常識クイズ(2/2 ページ)

» 2022年12月06日 18時21分 公開
[吉川大貴ITmedia]
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CDN=Contents Delivery Network

 CDN(シーディーエヌ)はContents Delivery Network(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の略。ユーザーがWebサイトにアクセスした際に、Webサイトの手前に配置した複数の別サーバが、サーバ本体に代わってコンテンツを配信する技術・サービスを指す。

 アクセスを分散できる他、通信経路を独自の配信ネットワークで最適化でき、Webページの表示速度向上も見込めるため、大量のアクセスが想定されるECサイトやニュースサイト、ゲーム、映像配信プラットフォームといったサービスで活用されている。

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 代表的なサービス提供元としては、米Fastlyや米Cloudflare、米Akamai Technologiesなどが挙げられる。米AWSや米Google Cloud、さくらインターネットなどのクラウドベンダーもCDNを提供している。

 サッカーW杯においては、試合を配信した動画サービス「ABEMA」が利用していることもあり、SNSで話題に上りつつある。ABEMAではAkamai TechnologiesやGoogle CloudのCDNを活用しているという。

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