米Microsoftは12月7日(現地時間)、コミュニケーションツール「Microsoft Teams」に「コミュニティ」機能を追加したと発表した。一般ユーザーはMicrosoftアカウントでTeamsアプリにログインすることで、趣味や仕事のコミュニティを作り、他のユーザーを招待して交流できる。無料で利用できる。
DiscordやFacebookのグループなどに近いソーシャルサービスと言える。
Microsoftは2021年3月、Discordの買収を検討していると報じられたが、実現しなかった。2020年にはTikTok買収も検討したが断念している。
Teamsに備わっているグループチャット、通話、ファイルや画像の共有などの機能が使え、共有カレンダーでイベントを調整することもできる。
PTAの連絡網や相乗りグループの予定調整などでの利用を想定しているようだ。コミュニティ作成画面には「スポーツ」「青年組織」「ビジネス」「ボランティア」「近隣」などのテンプレートが並んでいるが、最初から作成することもできる。
立ち上げ段階では無料のコンシューマ向けTeamsのモバイルアプリでのみ利用可能。デスクトップ版も数週間以内にサポートされる予定だ。
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