NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIは12月8日、携帯電話番号でメッセージがやりとりできるサービス「+メッセージ」の利用者数が3000万人を超えたと発表した。10月末時点で3250万人となっている。
+メッセージは2018年5月に提供開始。どの携帯電話でも利用できるSMSの後継規格として業界団体であるGSMAが標準化したRCS(リッチコミュニケーションサービス)に準拠している。
ただし、RCSは「RCSハブ」を経由して他のキャリアをつなげる仕組みであるため、メッセージをやり取りできるのは、3キャリアと各社のサブブランド、各社の回線を使うMVNOとの間に限られる。同じくRCS準拠のメッセージを使っている楽天モバイルとはやりとりできない。
Android標準のメッセージアプリはRCSに標準対応しているが、国内では+メッセージの専用アプリをインストールする必要がある。またiPhoneはOS標準ではRCSに準拠していないため、別途専用アプリのインストールが必要だ。Android端末の一部には、+メッセージアプリがプリインストールされている。
今回の3000万人超えは、+メッセージアプリがインストールされている端末の稼働台数を示す。なお+メッセージの利用状況については明らかにしていない。
3キャリアは3000万人超えを記念して、キャンペーンも実施する。+メッセージ利用者が使用していない人を招待すると、双方に100ポイントを付与する。付与するのはソフトバンクユーザーの場合PayPayポイント、ドコモはdポイント、KDDIはPontaポイント。期間は1月20日まで。
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