ITmedia NEWS > 速報 >

「+メッセージ」の利用者数が3000万人を突破

» 2022年12月08日 18時14分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIは12月8日、携帯電話番号でメッセージがやりとりできるサービス「+メッセージ」の利用者数が3000万人を超えたと発表した。10月末時点で3250万人となっている。

 +メッセージは2018年5月に提供開始。どの携帯電話でも利用できるSMSの後継規格として業界団体であるGSMAが標準化したRCS(リッチコミュニケーションサービス)に準拠している。

 ただし、RCSは「RCSハブ」を経由して他のキャリアをつなげる仕組みであるため、メッセージをやり取りできるのは、3キャリアと各社のサブブランド、各社の回線を使うMVNOとの間に限られる。同じくRCS準拠のメッセージを使っている楽天モバイルとはやりとりできない。

 Android標準のメッセージアプリはRCSに標準対応しているが、国内では+メッセージの専用アプリをインストールする必要がある。またiPhoneはOS標準ではRCSに準拠していないため、別途専用アプリのインストールが必要だ。Android端末の一部には、+メッセージアプリがプリインストールされている。

 今回の3000万人超えは、+メッセージアプリがインストールされている端末の稼働台数を示す。なお+メッセージの利用状況については明らかにしていない。

3000万人超えのキャンペーン

 3キャリアは3000万人超えを記念して、キャンペーンも実施する。+メッセージ利用者が使用していない人を招待すると、双方に100ポイントを付与する。付与するのはソフトバンクユーザーの場合PayPayポイント、ドコモはdポイント、KDDIはPontaポイント。期間は1月20日まで。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.