「忘年会お断り文章生成AI」登場 約200文字の欠席理由を自動生成
文章生成AIを開発するスタートアップ企業のデジタルレシピ(東京都渋谷区)は12月9日、忘年会を断りたい人のために、欠席理由を代理で考えるAIツール「忘年会お断り文章生成AI」を開発した。ユーザーが入力した欠席理由を基に、AIが約200字程度の“お断り”の文章を生成する。利用には無料の会員登録が必要。
生成する文章の雰囲気は「丁寧」「カジュアル」「大胆」から指定できる。例えば「両親が沖縄からやってくるから」と入力し、「丁寧」な雰囲気で文章を生成するよう指示したところ、以下のような文章を生成した。
「私は、両親が沖縄から遊びに来るという特別な家庭の事情で、会社の忘年会に出席できないことをお知らせします。私にとって、両親の訪問はとても意義深く、個人的なものなので、何があっても欠席することはできません。家族と一緒に過ごすことはとても大切なことなので、とても楽しみにしています。社員の皆さんは私の出席を期待してくれていると思いますので、パーティーを欠席するのは残念ですが、私がいなくても十分やっていけると確信しています」(原文ママ)
同じ「両親が沖縄からやってくるから」で別の雰囲気を選んだところ、以下のような文章を生成した。
- カジュアルと指示した場合
「私は、両親が沖縄から遊びに来るという特別な家庭の事情で、会社の忘年会に出席できないことをお知らせします。私にとって、両親の訪問はとても意義深く、個人的なものなので、何があっても欠席することはできません。家族と一緒に過ごすことはとても大切なことなので、とても楽しみにしています。社員の皆さんは私の出席を期待してくれていると思いますので、パーティーを欠席するのは残念ですが、私がいなくても十分やっていけると確信しています」(原文ママ)
- 大胆と指示した場合
「残念ながら、先約があり、忘年会に参加できません。私の両親が沖縄から来るのですが、一人っ子の私は、この機会に両親と充実した時間を過ごしたいと思っていました。家族は私にとってとても大切なものなので、彼らが訪れている間は歓迎され、大切にされていると感じられるようにしたいのです。同僚たちは私の出席を期待しているようですが、今回ばかりは欠席させていただきます。参加できないのは残念ですが、皆さんはきっと楽しい時間を過ごされることと思います」(原文ママ)
忘年会お断り文章生成AIは、同社の文章生成AI「Catchy」を基に開発したという。Catchyは、キャッチコピーや記事、事業の資料、メール文などの140以上のシチュエーションに対応した文章を生成できるというAI。9日時点で2万5000人を超えるユーザーが利用している。
同社が全国の20代~60代の男女700人を対象に、忘年会に関する意識調査を実施したところ、約81%の人が忘年会に「参加したくない」と回答したという。この結果を踏まえ、断る文章を考える負担を軽減するために、忘年会を断る文章作成AIを開発したとしている。
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