米Googleは12月7日(現地時間)、「Googleスプレッドシート」に機械学習を活用した機能を導入できるアドオン「Simple ML for Sheets」を発表した。専門知識がない人でも、データ中の欠損値を機械学習で予測したり、異常な値を検知したりできるという。利用料は無料。
例えば自動車の車種や修理の種類、走行距離などのデータをスプレッドシート上に記録している場合、Simple MLを使ってそれらのデータを選択することで、修理にかかる時間の予測などが可能という。ただしこの機能で導いた結果は統計的な予測で、不正確な可能性もある。
他にも、入力したデータの学習や評価、解釈、機械学習モデルを開発環境へエクスポートすることなども可能。同社はそれぞれの作業を「わずか5クリック、10秒程度で完了できる」と説明している。
Simple MLで利用したデータはスプレッドシート中に、機械学習モデルはGoogle Driveに保存が可能。他ユーザーと共有もできる。Googleの機械学習ツールキット「TensorFlow」とも連携可能という。
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