江崎グリコは12月16日、お菓子の「ポッキー」でプログラミングが学べるアプリ「GLICODE」(グリコ―ド)の学校授業向け教材を教育関係者向けのWebページ上で無償公開した。小学校の教員向けの指導案や授業教材、基本操作などを説明する動画を公開している。利用には申請フォームから申し込みが必要。
アプリの内容は、ポッキーを使ってキャラクターを動かし、ゴールを目指していくというもの。ポッキーを並べてタブレットなどで撮影することで、その向きや並び順がコマンドとなり、キャラクターを動かせる。無償公開した教材では、ポッキーの代わりとなる「ポッキーカード」のデータを提供しており、印刷して利用できる。
江崎グリコは2016年8月からGLICODEの提供を開始した。その後現在まで、560の小学校の授業で活用されてきたという。教材として利用してきた学校からは「体系立てて授業できる教材があったら、もっと活用しやすい」などの声が寄せられており、より多くの学校でGLICODEを活用してもらうため教材を整備し、無償公開を決めたとしている。
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