米Twitterのイーロン・マスクCEOは12月18日(現地時間)、「私はTwitterの責任者を辞めるべきや否や? 私はこの投票結果に従う」とツイートし、投票を開始した。
ツイートから約1時間後の本稿執筆現在、賛成が58%となっている。この時点での投票数は約364万件。決定までの残り時間は10時間だ。
同氏は賛成が優勢な中、「ことわざにもあるとおり、願い事には気をつけた方がいい(be careful what you wish)」とツイートした。
マスク氏はTwitter買収前からたびたびTwitter投票を利用してユーザーの意見を聞いてきた。これまでのところ、確認できる範囲ですべての投票結果に従っている。
直近では、同氏の自家用ジェットの位置情報を表示するアカウントElonJetについて記事を書いた複数のジャーナリストのアカウントを凍結した後、「凍結を今すぐ解除すべきか否か?」という投票を行い、結果に従って凍結を解除している。
マスク氏は「Twitterの責任者」としているが、SEC提出文書ではCEOという肩書になっている。同氏は金融機関や個人投資家から大金を借り入れ、約440億ドルで買収した。同社は現在非上場企業だ。マスク氏は、CEOの座を退いたとしても、現在の状態の同社を売却するのは難しそうだ。
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