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サンタ「ごめん、大雪で遅れます」 子ども宛ての本物っぽい手紙を作る方法、SNSで話題に

» 2022年12月25日 02時07分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

 “クリスマス寒波”に見舞われ、各地で大雪となった日本列島。物流も滞り、子どものクリスマスプレゼントが届かずに困っている親御さんも多いのではないでしょうか。そんな時に使える「サンタさんからの手紙」を刺繍作家の宋のりこさんがTwitterとnoteで公開して注目を集めています。

 添付のPDFは、羊皮紙をイメージした古風な便せんに英語でメッセージを記した“いかにも”なデザイン。サンタクロースからの手紙にふさわしい風格です。

 宋さんのnoteによると、この手紙はママ友に頼まれて製作したもの。サンタさんもびっくりするほどの大雪で荷物が遅れていますという謝罪の内容になっているそうです。

 PDFをダウンロードしてA4で印刷し、「To the dearest」の下にある空白にお子さんの名前、下の空白にサンタさんのサイン(Santa Claus)を書けば手紙は完成。宋さんのnoteでは日本語訳も掲載しているので、お子さんに「読んで」と言われても対応できます。

羊皮紙をイメージしたサンタさんの手紙(宋のりこさんのnoteより)

 宋さんは手紙を作成した理由について「新潟県への荷物が悪天候遅延の為、配達の目処がたたないと郵便局も宅配便も受け付けてくれませんでした。新潟のこども達にクリスマスプレゼントが届かないのではないかと勝手に心配しています。サンタさんから大雪で贈り物が間に合わなくてごめんというお手紙を作りました」とツイートしています。

 子どもたちの夢を守るサンタさんの手紙、荷物が届かなくて困っているご家庭は利用してみてはいかがでしょうか。自宅にプリンターがなくてもコンビニなどで印刷できます。

 なお、米国「NORAD」(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)によると、25日午前1時時点で最後にサンタのそりが目撃された場所はカザフスタンの上空でした。これまでに配達されたプレゼントは18億3100万個ほど。全世界の子どもたちに届けるにはまだ少し時間がかかりそうです。

NORADのサンタ追跡サイト

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