トヨタ自動車は1月10日、5代目となるハイブリッドカー「プリウス」の新モデルを発売した。まずは、シリーズパラレルハイブリッド車(HEV)として、2.0/1.8Lモデルを用意。それぞれに最新のハイブリッドシステムを搭載している。ボディーカラーは新開発の「アッシュ」と「マスタード」を入れ、全8色で展開。価格は275万円から。
新モデルでは「Hybrid Reborn」をコンセプトに、プリウス独自の「モノフォルムシルエット」を引き継いだ新デザインを採用。第2世代TNGAプラットフォームを開発し、低重心化や大径タイヤの採用を実現した。2.0Lモデルは、従来型を上回る低燃費(28.6km/L)を達成しつつ、システム最高出力は従来型比1.6倍の196PSを実現。1.8Lモデルでは、32.6km/Lとしている。
トヨタブランドで初となる、3つの安全・運転支援システムを採用。後続車の接近を知らせる「後方車両接近告知」、後方車両が至近距離に迫る状態が長く続く場合に警察などへの通報を提案する「周辺車両接近時サポート」、停止中に追突されたときに前方車両への二次衝突を防ぐ「セカンダリーコリジョンブレーキ」を搭載している。
なお、プラグインハイブリッド車(PHEV)については、3月頃に発売予定。
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