長いスレッドを見やすくする「リーダー機能」もある。スレッドを開くと右上に本のようなアイコンが表示され、これをクリックすると、スレッドを電子書籍のように閲覧できるようになる。
あまりにも長いスレッドは途中で読むのが大変になってしまうこともあるが、この機能を使えばツイートの境目をあまり意識しなくて済むため、視認性は格段に良くなる印象だ。
文字サイズも大中小の3段階で変更できる。地味な機能ではあるが、地味にうれしい機能でもある。
「話題の記事」はフォロワーや“フォロワーのフォロワー”の間で話題になっているツイートや記事を、話題の記事欄にまとめて表示する機能。トレンドやおすすめ機能よりさらに個人に合わせた投稿がまとめられている印象だ。
Twitterを日に数回程度しか開かない人であれば「今日フォロワーの中では何が話題になってたのかな」と思ったときに開く……といった使い方がちょうどよさそうだ。
筆者のように、1日中Twitterにいるタイプのユーザーにとっては、わざわざまとめられなくても話題は把握できているのでなくてもいい気もする。
アプリ版にはアイコンの変更機能やアプリ下に表示されるホームボタン、通知ボタンなどの編集機能もある。DMでのやりとりをしていない人、検索機能を使わない人などはボタンを消してUIをすっきりさせられる。
以上がTwitter Blueの現状の機能だ。筆者個人としては「悪くないが、絶対に欲しいという感じでもない」くらいの機能かなと思っている。月額980円を払うほどかというと……それは個人の感覚次第ではある。
Twitterを広報活動に利用する企業は今後、これらの機能があることを意識した見せ方やプロモーション戦略を考えていくことになるだろう。今はまだ広告表示の半減機能はリリースされていないが、Twitterに広告出稿をしている企業は特に、効果測定で同機能の影響を確認する必要が出てきそうだ。
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