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2022年、2番目に売れたゲームソフトは「スプラトゥーン3」 1位は? ファミ通調べ

» 2023年01月11日 19時11分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 国内家庭用ゲーム機のゲームソフトで、2022年に最も売れたタイトルは何か。KADOKAWAグループのファミ通は1月11日、そんな調査結果を発表した。1位は、Nintendo Switchのソフト「ポケットモンスター バイオレット・スカーレット」(ポケモンSV)だった。年間の推定販売本数は433万8931本。

 2位は「スプラトゥーン3」で368万7814本、3位は「Pokemon LEGENDS アルセウス」が231万4806本となり、以降も9位までをNintendo Switch向けタイトルが独占した。PS4向けタイトルは「ELDEN RING」が35万6711本で10位に入った。

2022年に売れたゲームソフトランキング

 1位のポケモンSVは、前作「ポケットモンスター ソード・シールド」が2019年に記録した298.8万本を大きく上回るペースで数字を伸ばしている。2位のスプラトゥーン3も同様に前作を超える勢いで販売本数を増やしているという。

 22年の国内家庭用ゲームソフトの市場規模は前年同期比104.1%の1650.4億円、ハードが同103.4%の2097.8億円に。コロナ禍による巣ごもり消費の反動により市場規模が縮小するのではという予想もあったが、人気新作ソフトの登場とゲーム機本体の品薄に解消の兆しが見られた影響から、2年ぶりに市場規模がプラスになった。

市場規模の昨対比
各ハードの販売台数

 調査結果は、ファミ通が22年の国内家庭用ゲームソフトのパッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版のみを推計。ダウンロード販売やアイテム課金などのデジタル決済は含まず)の売り上げ速報を集計したもの。集計期間は 21年12月27日〜22年12月25日。

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