室温20度の時、例えば湿度30%では体感温度は18.8℃と低めです。人によっては肌寒いと感じるかもしれません。体感温度も20℃にするには湿度を57%まで上げる必要がありました。人が快適に感じる湿度は40〜60%といわれているのでちょうどいいと思います。
湿度を上げ、体感気温が上がるとエアコンの設定温度を下げて節電できます。もちろん減らした消費電力以上に加湿器が電気を食ってしまうと電気代は上がってしまいますが、湿度は洗濯物の部屋干しをしたり、食卓で鍋を囲んだりしても上げられます。
ただし鍋には注意も必要。大手空調メーカーのダイキン工業が2014年に実施した実験によると、鍋を約1時間加熱すると湿度70〜80%まで上昇し、窓には水滴が落ちるほどの結露が発生したそうです。
節電に関するテクノロジーとテクニックをデータを添えて紹介する連載。クイズ形式になったり、内容がアナログになったりもします。
暖房中、室内の空気をかき混ぜると床付近は〇℃上がる
空気清浄機やサーキュレーター、エアコンの○に置くと効果的
雪の日にエアコンが止まった 故障ではなく○の可能性
今年の電気代、年間で〇円上がっていた
冬のエアコン、まだ寒いのに「弱運転」になる原因は〇 対策して節電もCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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