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Twitter、サードパーティアプリ停止は「APIルール施行の結果」(どんなルールかは説明なし)

» 2023年01月18日 07時37分 公開
[ITmedia]

 米Twitterは1月17日(現地時間)、1月12日からサードパーティアプリからの接続に問題が発生している件について、初めてツイートした。

 ツイートしたのはTwitterのTwitter Dev(開発者対応チーム)の公式アカウント。「Twitterは、古くからあるAPIルールを施行している。その結果、一部のアプリが動作しなくなる可能性がある」という内容だ。「古くからあるAPIルール」が何を指すのかは不明。開発者ポリシーの該当個所へのリンクもない。


 iOS版サードパーティアプリ「Tweetbot」を手掛けるTapbotのポール・ハダド氏はMastodonで「_______という古くからあるAPIルールに違反したことについて、Twitterに公に謝罪したい」と投稿した。同氏はまた、告知ツイートは実際にTwitter Devチームに残っている5人の従業員によるものではないだろうとも投稿した。

 paul

 Twitterは2018年にサードパーティアプリがTwitter APIにアクセスできる回数を制限する新しいルールを導入したが、これは2021年11月にプライマリAPIにしたTwitter API v2で削除されている。

 rule 現行の開発者ポリシー

 この件については14日、米The Informationが独自に入手したTwitter社内Slackの情報として、エンジニアの1人が「サードパーティアプリの一時停止は意図的なものだ」と投稿したと報じた。Twitter Dev以外のTwitterの公式アカウントもイーロン・マスクCEOも本校執筆現在、この件については何もツイートしていない。

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