米Amazon.comは1月18日(現地時間)、2013年に立ち上げた寄付プログラム「AmazonSmile」を2月20日に終了すると発表した。
Amazonは終了の理由を「ほぼ10年経ったが、このプログラムはわれわれが当初望んだほどの効果は生み出さなかった」としている。同社は2022年11月と2023年1月に大規模なリストラを発表している。
AmazonSmileは米国で提供している寄付プログラム。このプログラムに参加するユーザーが、寄付先団体リストから寄付したい団体を選んで商品を購入すると、購入金額の0.5%をAmazonが選ばれた団体に寄付する。ユーザーには何の負担もない。
寄付先選択メニューの記述によると、2013年の立ち上げから累計4億ドル以上を寄付したという。
AmazonSmileは終了するが、手頃な価格の住宅建設を支援する20億ドルのHousing Equity Fundや全米5000校の60万人以上の学生にコンピュータ科学の教育を提供するAmazon Future Engineerなどの支援プログラムは継続するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR