ソニーマーケティングは1月25日、エレクトロニクス製品の値上げを2月1日から実施すると発表した。対象品目は273点で、デジタル一眼カメラやテレビ、ブルーレイレコーダー、スピーカー、ワイヤレスイヤフォン、記録メディアなど多岐にわたる。平均価格改定率は約14%増になるという。
カメラ関連は、「α7 IV」や「α7S III」などのミラーレス一眼だけでなく、「RX100 VII」などのデジタルカメラ、「SEL2470GM2」「SEL1224GM」などのレンズを含む。さらに、Cinema Lineの「FR7」や「FX6」、プロフェッショナルカムコーダーの「FX3」や「FX30」なども対象となる。
ポータブルオーディオ関連は、ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM4」、ワイヤレスヘッドフォン「WH-1000XM5」などの売れ筋商品に加え、「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」などのウォークマンシリーズ、ネックバンドスピーカー、ワイヤレスポータブルスピーカーなどが含まれる。
テレビ関連だと、「XRJ-48A90K」などのブラビアシリーズだけでなく、ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤー、録画用/データ用ブルーレイディスク、サウンドバー、ホームシアター、コンポーネントオーディオも対象だ。
また、今回は法人向けの出荷価格改定も実施予定。業務用の「CineAlta」や「XDCAMカムコーダー」、業務用ディスプレイも値上げされる。個人向けと法人向けを合わせた対象点数は280点を超える。
ソニーマーケティングは、今回の値上げ理由として「昨今の外部環境の影響を受け、原材料費、製造・物流コストなどが高騰していることを踏まえ」と説明。なお、同社は2022年にも2度の値上げを実施している。
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