この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「オラクルとRed Hatが戦略的提携。Red Hat Enterprise LinuxをOracle Cloudが正式にサポート。ハイブリッドクラウド構築など容易に」(2023年2月2日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Oracleと米Red Hatは戦略的提携を発表し、「Red Hat Enterprise Linux」をOracle Cloudが正式にサポートすることを発表しました。
Red Hat Enterprise LinuxとOracleのデータベースや業務アプリケーションの組み合わせでオンプレミスなどで業務システムを構築している企業はいまだ少なくないと見られています。
今回の戦略的提携は、両社の顧客にとってこうした既存の業務システムをOracle Cloudへスムーズに移行できる環境を揃えることになると同時に、Red Hat Enterprise Linuxを基盤としたハイブリッドクラウドやマルチクラウドの構築も容易になると見られます。
Red Hat Enterprise Linuxは、Oracle Cloudのフレキシブル仮想マシンでサポートされ、最大で80CPUコア、1024GBメモリまで対応します。AMD、インテル、ARMのプロセッサに対応。ベアメタルサーバでの検証も計画されています。
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