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Togetterは「API有料化後も可能な限り対応予定」 twilogも「可能な限り存続したい」

» 2023年02月03日 10時20分 公開
[岡田有花ITmedia]

 米Twitterが2月2日、APIの無料提供を9日に終了すると発表したことで、Twitter APIを利用しているサービスの今後に注目が集まっている。

 複数のツイートをまとめるサービス「Togetter」(運営:トゥギャッター社)は2日夕、「API有料化後も可能な限り対応予定」と発表した。同社は、Twitterのパートナー企業(NTTデータ)から有料で提供されているAPIを既に使っており、「有料APIの使用自体は急激な変更とは捉えていない」と冷静に構えている。

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 つぶやきをブログ形式で保存できる「Twilog」と、「いいね」に登録したツイートを、日付やユーザーごとに表示できる「favlog」を運営する個人開発者のロプロスさんは、両サービスについて「可能な限りサービスを存続したい」としながらも、「状況によっては無料で提供することは難しくなるかもしれない」と述べている。

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 有料化後のAPIの価格など、具体的なこと未発表で、各サービスとも対応を確定できない状態だ。

 Twitterを使ったログイン機能には影響がないかもしれない。同機能を備えているスマートフォンゲーム「アズールレーン」(運営:Yostar社)は、「API仕様変更についてTwitter社から、『アカウント連携仕様に影響しない」との回答があった」と表明。ただ、万が一に備えて、ほかのログイン手段を確保することをユーザーにすすめている。

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