デジタル庁の河野太郎大臣は2月7日の会見で、SNSで相次いで拡散される迷惑行為の動画について言及した。個別の事例についてはコメントを控えたが「そういった行為をインターネットにあげると痕跡が残る。ネットリテラシーを考え、責任ある将来を考えた行動をしていただきたいと思う」(河野大臣)
「一般論として(迷惑行為は)犯罪に当たる恐れがある。犯罪行為をしないように、法律を守りましょうということ」(河野大臣)。消費者への啓発活動を行う方針はあるかという記者の質問に対しては「犯罪をしないのはごく当たり前のこと」と答えた。
SNSでは1月中旬から、「スシロー」「はま寿司」といった飲食店内での迷惑行為を撮影した動画が相次いで拡散。例えばスシローを巡っては、若い男性が店内に設置されたしょうゆの容器や湯飲みをなめたり、回転しているすしに唾を付けたりする動画が広まり、「もう安心して食べられない」などと波紋を広げていた。
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