明治大学は2月9日、不正アクセス被害により学内のサーバに保存していた学生や従業員のメールアドレス約3万7000件が第三者に盗まれた可能性があるとして謝罪した。氏名や住所、パスワード、成績情報などは流出しておらず、悪用の報告もないとしている。
攻撃は2022年7月25日から複数回あったが、判明したのは10月19日。同日中に通信遮断や攻撃プログラムの排除などの対処を行い、外部の専門業者との被害状況確認を進めてきた。
流出したメールアドレス3万6692件のうち48件はアドレスから氏名が類推できるため、該当者には個別に報告し謝罪したという。今後は不正アクセス被害の詳しい原因が分かり次第、再発防止策や早期発見のための対策を講じるとしている。
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