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「フォローできない」「Twitterくんさぁ……」 障害連発でTwitterユーザーから不満続出

» 2023年02月09日 14時20分 公開
[ITmedia]

 2月9日の早朝からTwitterで複数の障害が発生。一部は解消したが、ユーザーをフォローしようとすると「上限に達しました」とエラーが出る他、リプライ欄に「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示されたり、ツイートの投稿に失敗する、TweetDeckにログインできないなど、同時多発的な不具合に見舞われた。

フォローしようとすると「上限に達しました」とのエラーが出る
リプライ欄には「API呼び出しの回数制限を超えました」との表示

 Twitterトレンドには「フォロー制限」「API制限」「Twitter不具合」などがランクインしており、「フォローしたいのにできない」「フォロー減らしたのにフォローできない」「通知が全然来なくなってしまった」「TweetDeckにログインできなくなった」など、ユーザーからの報告が相次いだ。

Twitterトレンドには不具合に関するワードが並んだ

 Twitterや同社CEOのイーロン・マスク氏に不満を漏らすユーザーも少なくない。今回の大規模障害では「イーロン」というワードがトレンド入り。度重なる障害もあってか、ツイート検索のサジェスト欄には「イーロン 無能」とまで出てくる事態となっている。ネットミームをもじり「Twitterくんさぁ……」と呆れを示すツイートも多数投稿されている。

「イーロン」と入力すると「イーロン 無能」がサジェストされる始末

 同社は、大規模な仕様変更を立て続けに行っており、2月9日(現地時間)にはAPIの有料化を実施予定。ユーザーのなかには、それと今回の障害との関連性を指摘する声も多い。イーロン・マスク体制後、エンジニアリング、機械学習、コンテンツモデレーション、販売、広告部門などで大規模なレイオフを実行しており、エンジニアが不足している環境下での大規模変更で、メンテナンスが追いついていないのではと指摘する声もある。

 なお、今回の大規模障害に対しては、米Twitterの公式サポートアカウントが2月9日午前8時半ごろ、Twitterが不調であることを認め「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」とツイートしている。修正に取り組んでいるとしており、先述の通りツイート投稿やTweetDeckへのログインは大方解消している。

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