米Twitterは2月15日(現地時間)、テキストメッセージ(以下「SMS」)による2要素認証(以下「2FA」)を有料サービス「Twitter Blue」の会員のみの特権機能に変更すると発表した。
同日から新たな登録ができなくなり、既存のSMS版2FAユーザーは3月20日までにBlue会員にならなければ失効する。Twitterは、失効する前に他の方法に登録し直すことを勧めている。
現在、Twitterで使える2FAには、SMSを含めて3つの方法がある。SMS、認証アプリ、セキュリティキーだ。認証アプリは無料のものもあるが、セキュリティキーは購入が必要だ。
Twitterは、この変更の理由を「SMSベースの2FAは悪用されるケースがあるため」としている。Blue会員であれば悪用されないよう対策を採るのかどうかは不明だ。
同社が2021年に公開した透明性レポートによると、当時2FAを有効にしていたユーザーは全体の2.6%で、そのうちの74.4%がSMSベースだ。
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