米Metaは2月21日(現地時間)、VRヘッドセット「Meta Quest」のv50へのソフトウェアアップデートをリリースしたと発表した。
このアップデートで「Direct Touch」という実験的な新機能を追加する。これは、ホーム環境でコントローラではなく手でボタンなどのユーザーインタフェースをタッチしたりスワイプしたりできるようにするというものだ。
2019年12月にはハンドドラッキングを導入しており、何かを選択するにはピンチするようになっていた。Metaは「でも、ピンチというジェスチャーは少し抽象的ですよね。手を使うときは手を使いたい」として、メニューなどを指で直接タップしたりスワイプしたりすることで操作できるようにしたと説明した。この機能は[Experimental Settings]タブの下にある。
マーク・ザッカーバーグCEOは自身のInstagramのリールで、アプリやゲームでのDirect Touchの使い方を紹介した。
このアップデートではこの他、これまで「Meta Quest Pro」でしか使えなかったゲーム内マルチタスクがMeta Quest 2でも可能になる。これで、例えばゲームをプレイしながらブラウザアプリなどを起動してチュートリアルサイトを見たりすることができるようになる。
また、ヘッドセットを初めて装着したときの「Meta Quest Touch Pro」コントローラの応答速度が改善された。
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