タカラトミーは2月27日、2000年代にヒットした児童向け玩具「カブトボーグ」を復活させると発表した。ヤマトカブトやミヤマクワガタをモチーフにした4種とバトルのステージを加えた5商品を4月下旬から販売する。価格は1650円から。
機械化した昆虫のようなカブトボーグで昆虫相撲を行う玩具シリーズ。電池のいらないフライホイール式(はずみ車動力、カブトボーグでは『チャージホイール』と呼ぶ)を採用し、車輪を回転させてパワーを得る。
新製品ではモデルとなった昆虫が生息する地域や生態によるタイプ分けを行っている他、商品もランナーを減らして組み立てを容易に。またフライホイールを強化したことで、バトル時にはより迫力のある“スタンディングバトル”が可能となり、勝敗も分かりやすくなったという。
オリジナルのカブトボーグは2004年にタカラトミーが発売し、翌年からテレビアニメを放送して人気になった玩具シリーズで、累計販売個数は95万個を超える。タカラトミーは「時を経て、世代を超えて再び玩具として遊んでいただきたいという思いから企画した」としている。
新製品の発売を記念して、タカラトミー公式YouTubeチャンネルでは27日からアニメ「人造昆虫カブトボーグ V×V」を毎週1話ずつ公開する。また当時キャラクターデザインを担当した野田康行さんが手掛けた「主人公たちの16年後の姿」を描いたビジュアルを公式Webサイトなどで公開している。
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