米Amazon.comのアンディ・ジャシーCEOは3月20日(現地時間)、4月末までに、約9000人をレイオフすると発表した。1月に発表した1万8000人以上のレイオフに続くもの。今回の対象は主に、AWS、人事、広告、傘下のTwitchだ。
Twitchのダン・クランシーCEOは別の公式ブログで、400人以上がこのレイオフの対象になったと発表した。マクロ経済の低迷で、Twitchのユーザー数と収益の伸びは「われわれの期待に追いついていない」と語った。
Amazonの従業員数は、2019年第4四半期の79万8000人から、2021年末には約160万人にほぼ倍増していた。新型コロナのパンデミックでオンラインサービスの需要が急増したことに対応したものだった。
ジャシー氏は、このレイオフでAmazon全体をスリム化することで、「重要なカスタマー体験にしっかり投資できるようにする」と述べた。「われわれの最大の事業であるオンラインストアとAWS、投資が必要なその他の新部門については、非常に楽観的だ」という。
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