米Twitterは3月29日(現地時間)、新しい「Twitter API」の提供を始めた。無料で使える「Freeプラン」、ホビーユーザー向けの「Basicプラン」、企業向けの「Enterpriseプラン」を用意。既存のユーザーには「今後30日で既存のAPIの使用は非推奨とする。スムーズな移行をおすすめする」と告知している。
Freeは書き込み専用のプランで、価格は無料。APIのテストに使えるとしている。ツイートの書き込みは月間1500件まで。使えるTwitter IDは1個。Twitterログイン機能も利用できる。
Basicはホビーユーザー向けのプランで、価格は月額100ドル(約1万3265円)。サービスのプロトタイプ制作に使えるとしている。ツイートの書き込みは1ユーザーにつき月間3000件まで、1アプリにつき月間5万件まで。読み込みは月間1万件まで。
Enterpriseはビジネスや広告プロジェクト向けのプランで、価格は非公開。仕様はニーズに合わせて設定する。専任チームによるマネージドサービスも提供するとしている。
これらの他に、教育機関向けにも「新しい方法を検討している」としており、それまでは教育機関であれば従来のAPIを利用できるようにするとしている。
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