話題沸騰のChatGPTだが、実はどのくらいのユーザーが使っているのだろうか。また、月額20ドルの有料版への課金率はどのくらいなのか。ITmedia NEWSの読者に対してTwitterでアンケートをとってみた。
結果、有料版/無料版合わせて「ChatGPTを使ったことがある」のは67%、逆に「実は使ったことはない」のは27%という結果だった。レトリバが3月に経営者4600人に行った調査では、7割が「知らない」と回答していたので、さすがITmedia NEWSの読者のLLM(大規模言語モデル)AIへの感度は高いというところだろうか。
一方で気になるのは有料版利用の数だ。全体の10.9%、ChatGPT利用者のうちの約16%を占めた。
ChatGPTの有料版は月額20ドル。ドル払いのサブスクの壁は高いともいえるが、「今のChatGPTの実力は、有料版で使ってこそだと思うので、無料版でいまいちだと思った人こそ有料版を使ってみほしいところ」とは、ITmedia NEWS編集長の談。
無料版ChatGPTは、2022年11月時点のGPT-3.5バージョンを使っているのに対し、有料版は3月に登場した最新のGPT-4を選択できる。GPT-4はウソをつくことも減り、より賢くなっている。使ってすぐに分かる、別物感だ。
本来ならOpenAIの画像生成AI「DALL・E 2」のようにお試しクレジットがあったら、もっと多くの人が真価を知れるだろうが、「3時間に25メッセージまで」と制限がかかるほどの今のGPT-4の人気ぶりを見ると、それも難しいのだろう。
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