文化放送とYouTube事業を手掛けるVAZ(東京都中央区)は4月18日、文化放送のラジオ番組音源を使った公式切り抜き動画クリエイターを募集すると発表した。選ばれた人物は、公式切り抜きチャンネルの運用者となり、対象番組を自由に切り抜き動画にすることができる。クリエイターにも動画の収益を還元するという。
切り抜き動画の対象になるラジオ番組は「ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば」「ザ・マミィの今一歩、前へ。」「納言の耳ごろし」「髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」「宮下草薙の15分」の5つ。
切り抜き動画のYoutTubeチャンネルはVAZが用意し、投稿した全てのコンテンツはVAZに帰属する。収益が発生した場合、VAZと動画クリエイターで定めた料率で収益を分配するという。番組音声や出演者写真、番組ロゴなどは文化放送が用意する。動画クリエイターの募集人数、期限などは明らかにしていない。
文化放送はこの取り組みについて「世界最大級のプラットフォームであるYouTubeに文化放送のラジオ番組を、昨今のコンテンツ消費スタイルに適した形でアップすることで、若年層やラジオメディアになじみのない層に対して番組の面白さを伝え、新たなリスナーの獲得を目指す」と説明している。
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