米Metaは5月11日(現地時間)、FacebookやInstagramを利用する広告主向けの生成AI採用の新たなツールの実験場「AI Sandbox」を発表した。現在は一部広告主がテスト中で、7月には提供範囲を拡大する計画だ。
AI Sandboxでは、広告コピーの書き換えや背景画像生成、画像の適切なトリミングなどを試せる。
広告コピーの書き換えは、同じ内容を想定する購買層別に書き換える。背景画像生成は、広告画像の背景をプロンプトからのテキスト入力で生成する。トリミング機能は、1つの広告画像を、投稿、ストーリー、リールなど多様なメディア向けに適切なアスペクト比に調整する。
また、AIと機械学習を使ってキャンペーンの結果を最適化し、広告をパーソナライズするための自動化製品ポートフォリオ「Meta Advantage」も発表した。こちらは6月中に段階的に展開していく計画だ。
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