米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは2月27日(現地時間)、「ジェネレーティブAIにフォーカスする新しいトップレベルのチームを立ち上げた」と自身のFacebook投稿で発表した。
同社には以前からAI技術関連の部門があるが、「ジェネレーティブAIに取り組んでいる社内の多数のチームを1つに統合する」という。
短期的には、Instagram、Facebook、メッセンジャー、WhatsAppなどの自社製品に「この技術に関する楽しい体験を組み込んでいく」としている。米Microsoftの「新しいBing」や米Snapの「My AI」のようなチャットbotが登場するかもしれない。
長期的には、「さまざまな方法で人間を支援するAIペルソナの開発に注力する」。
ザッカーバーグ氏は直近の業績発表後の電話会見で、AIを「非常にエキサイティングな新しい分野」だとし、「Metaでの私の目標の1つは、ジェネレーティブAIのリーダーになることだ」と語っていた。
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