5月15日、漫画「1日外出録ハンチョウ」の最新話が漫画アプリ「コミックDAYS」などで公開になった。今回のテーマは昨今話題のチャットAI。「もし、この漫画の筋書きをAIで作成したら、どんな作品になるのか?」を実践し、実際に作中に掲載している。
最新話「人知」は編集者役の主人公・大槻班長と、漫画家役の労働者・瀬戸内がAIによる漫画化の淘汰を懸念するストーリー。その実力を確認するとして、途中から「チャットAIがストーリーを考えた『1日外出録ハンチョウ』」が始まる。
Twitterでも話題になり始めており「内容は面白くないけど試みは面白い」「いまこの瞬間にしか許されない笑い」「薄っぺらさがなんとなくチャットAIっぽい」といった感想が出ている。
1日外出録ハンチョウは、漫画「カイジ」シリーズのスピンオフ作品。地下で強制労働している大槻達の日常や、期間限定で外出を許されたときの楽しみ方などを描く。原作の時系列をある程度無視して時事的な話題を扱うのが特徴で、過去にはコロナ禍やインディーゲームを取り上げた回もあった。
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