ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は5月18日、障害者の利用を想定したPlayStation 5向け新型コントローラーの名称を「Access コントローラー」と発表した。新たな製品画像と設定に使うユーザーインタフェースも公開している。
今年1月の「CES 2023」でコードネーム「Project Leonardo」として披露した円形のコントローラーキット。多くの専門家の意見を取り入れ、交換できるボタンやアナログスティックのキャップを多数同梱。プレイヤーは個々の力の強さ、可動範囲、身体的なニーズに合わせて自由にレイアウトを変更できる。
コントローラーは平らな場所に置いて使用する前提で作られており、机や車椅子の上の上に安定して設置できる。三脚などに装着して固定することも可能だ。
SIEのプラットフォームエクスペリエンス担当シニアバイスプレジデント、西野秀明さんは「あらゆる方が、より簡単に、快適に、そして長い時間ゲームをお楽しみいただけるようにサポートします」としている。
18日の「Global Accessibility Awareness Day」(GAAD)に合わせて公開した。GAADは世界中でアクセシビリティについての理解を促進する日で、毎年5月の第3木曜日となっている。
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