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Appleかたる詐欺メール増加 フィッシング対策協議会が注意喚起

» 2023年06月05日 18時51分 公開
[ITmedia]

 米Appleをかたるフィッシングメールが増えているとして、フィッシング対策協議会が6月5日に注意を呼び掛けた。Apple IDに再認証が必要などとして偽サイトに誘導し、カード情報などを窃取するという。

photo 偽メールの本文

 偽メールの件名は「【重要】Apple アカウントの異常通知」「Appleに関するお知らせ」「Apple Storeお客様のアカウント認証に関するお知らせ」「Apple お客様のアカウント認証に関する重要なお知らせ」(いずれも原文ママ)など。

photo 偽サイトのUI

 本文では「システムの定期的なチェックの結果、アカウントについて再認証が必要となりました」などと記載し偽サイトに誘導。誘導先では、Apple IDのパスワード、クレジットカード番号、セキュリティコードなどの入力が求められるという。

 5日午後5時時点でフィッシングサイトは稼働中。フィッシング対策協議会はJPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼している。同協議会は、フィッシングサイトにパスワードやクレジットカード情報などを入力しないよう呼び掛けている。

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