米Unityが、MRヘッドセット「Apple Vision Pro」で動作するOS「visionOS」向けに、オーサリングツールのβプログラムの受付を開始している。
Appleの年次開発者会議「WWDC23」の「Platforms State of the Union」に、UnityのシニアバイスプレジデントであるRalph Hauwert氏が登場。「visionOSのためのディープな統合でAppleと協力できたことは、本当にエキサイティングだった」とし、「現在では、Unityの堅牢で使い慣れたオーサリングツールを使って、visionOS向けのゲームやアプリを作成することができる」と話している。
また、Unityで作成した既存のプロジェクトをVision Proに持ち込み、新しいプラットフォーム向けにアプリの体験を再構築することも出来るという。
アプリは、AR FoundationのようなおなじみのUnity機能に加えて、高解像度パススルーやDynamic Foveated Renderingなど、visionOSのすべての機能にアクセス可能。また、UnityとvisionOSの連携により、UnityアプリをShared Spaceで他のアプリと一緒に表示することもできる。
これに加え、Unityのオーサリングおよびシミュレーション機能と「RealityKit」のマネージド・アプリ・レンダリングを組み合わせることで、Unityで作成されたコンテンツはvisionOS上で違和感なく表示されるとしている。
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