Squareは6月8日、Android端末をクレジットカードのタッチ決済端末として利用できる「Tap to Pay on Android」の試用プログラムを、日本の事業者向けに展開すると発表した。同日から、プログラムに参加する事業者の募集を始めている。
プログラム参加者であれば、専用のアプリをTap to Pay対応のAndroidスマートフォンにインストールするだけ(審査が完了した有効な事業者向けSquareアカウントが必要)で、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの国際ブランドが展開するタッチ決済を受け付けられる。
Androidスマートフォンを利用することで、キャッシュレス決済端末の導入費用が抑えられる。Squareのアカウント管理画面から、売上データや入金詳細などが確認でき、事業を可視化できる。これらのサービスを決済手数料のみで利用可能だ。
同サービスは、米国、英国など6カ国で先行提供していたもの。試用プログラムで日本の事業者からのフィードバックを得る狙いだ。なお、プログラム実施期間最初の1週間で最低5回のTap to Payによる取引がなかった場合、プログラムの参加資格が失効する可能性があるという。
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