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「情報社会にうんざりしてるンゴwww」 テキストを“限界オタク”調に変える「People翻訳」が話題(2/2 ページ)

» 2023年06月19日 13時47分 公開
[松浦立樹ITmedia]
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People翻訳が効かないのは、あの俳優のWebサイト

 一方、もにゃゐずみさんはPeople翻訳の機能が効かない反映しない例として、俳優・阿部寛さんのWebサイトを挙げている。記者も実際に阿部さんのWebサイトで限界翻訳とネッコ翻訳を利用してみたが、文章は変化しなかった。

阿部寛さんの公式Webサイトから引用

 これについて、Twitter上では「笑った」「めちゃくちゃ好き」などの声の他、「一体なぜ?」など理由を尋ねる声などが上がっている。これについて一部のユーザーは「阿部さんのWebサイトは、世間的には廃止されているタグ『frame』を使っているからではないか」と指摘している。

 frameはWebページの表示方法を指定するタグの一つで、Webブラウザを複数の領域に分割表示できる。しかし、HTML5にてframeは廃止されている。阿部さんのWebサイトのソースコードでは確かにframeを使っており、ユーザーからは「懐かしい」「技術的にもデザイン的にも文化遺産」などの声が。もにゃゐずみさんも「インターネット保護区と見なしてこのまま対応しない」と表明している。

 People翻訳では有料機能も用意しており、テキストをゴリラ化する「ウホホ翻訳」や文字化けしたような表示になる「文字化け翻訳」などの他、「オジサン翻訳」「赤ちゃん翻訳」「ギャル翻訳」など10種類の機能を備えている。

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