ピクシブは7月11日、クリエイター支援プラットフォーム「pixivFANBOX」におけるAI生成作品の扱いに関する規約を25日に改定すると発表した。AI生成作品の投稿や、外部サイトへの誘導行為を禁止する。
変更するのはpixivFANBOX個別利用規約の第7条2項。これまでは「以下のいずれかに該当する投稿を公開してはならない」と投稿禁止作品を規定するものだった。変更後は投稿禁止に加え、外部サイトへの誘導も禁止する。
投稿禁止項目としてAI生成作品を追加する。AI生成作品の定義は「制作過程のすべてもしくはその主要な部分にAI(これに類する技術を含みます。)を使用して生成したコンテンツまたは当該コンテンツに軽微な加工・修正を施したコンテンツ」とする。
この規定に該当しない例としては「自分で制作した画像に(AIによる)自動着色を行ったもの」「作品に含まれる文章を自動翻訳したもの」「AIやAI生成作品について解説するもの」などがある。
ピクシブは5月に、AI生成作品の取り扱いを当面禁止するとの方針を発表しており、これを規約に明記した形。25日の規約更新までに、該当コンテンツの修正や取り下げをするよう呼び掛けている。
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