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InstagramとMessengerのビデオ通話、Metaアバターに代理させる機能

» 2023年07月12日 09時57分 公開
[ITmedia]

 米Metaは7月11日(現地時間)、InstagramとMessengerのビデオ通話に実際の自分の映像の代わりにMetaアバターを表示できるようにしたと発表した。表情や口の動きなどがリアルタイムで反映される。

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 突然のビデオ通話リクエストに、顔の状態の準備ができていない場合、画面をオフにする代わりに自分のアバターに応対を代行させることができる。

 利用するには、(Messengerの場合は)ビデオ通話画面右上の[…]をタップすると表示される画面で「アバターを利用」をタップし、自分のMetaアバターを選択するだけだ。

 また、アバタースタンプにGIFアニメ版が追加された。


 さらに、Metaはライブセルフィーから数秒でMetaアバターを生成する機能のテストを実施していることも発表した。現在のMetaアバターは、髪型や肌の色などを与えられた限られた選択肢から選ぶようになっており、本人に似せるのは難しい。ライブセルフィーから生成すれば、「アバターの生成がはるかに簡単かつ迅速になる」としている。撮影したセルフィーはMetaのAIトレーニングに活用されるのだろう。

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