ChatGPT あなたが要求した内容に基づいて、以下にバッチファイルの例を示します。
@echo off set /p filename="ファイル名を入力してください: " echo 【タイトル】 > %filename%.txt echo. >> %filename%.txt echo. >> %filename%.txt echo 【要約】 >> %filename%.txt echo. >> %filename%.txt echo. >> %filename%.txt echo 【本文】 >> %filename%.txt echo. >> %filename%.txt echo. >> %filename%.txt echo 関連記事 >> %filename%.txt echo. >> %filename%.txt echo. >> %filename%.txt echo 関連リンク >> %filename%.txt echo. >> %filename%.txt echo. >> %filename%.txt pause
実際にこれをバッチファイルにして実行してみたところ、ちゃんと動作した。しかし意図したものとは挙動が違った。指示にある「空白」は「スペースを挿入する」という意味ではなく「何も書かずに改行する」という意味だった。伝え方が悪かったのだ。
その旨を伝えて再度コーディングしてもらう。
@echo off set /p filename="ファイル名を入力してください: " (echo 【タイトル】 echo. echo. echo 【要約】 echo. echo. echo 【本文】 echo. echo. echo 関連記事 echo. echo. echo 関連リンク echo. echo.) > %filename%.txt pause
今度は思った通りのものができた。このくらいの作業量ならそもそもバッチファイルにするほどのことでもなく、コードを書くのも難しくはないが……。連載記事のような定型文があっていちいちコピーペーストするのも面倒な場合には、ダブルクリックしてタイトルを付けるだけでよくなるため、いくらか有用性が出てくる。
コーディング知識がなくてもこれができるのは価値がある。「こんなソフト欲しいな」と思ったアイデアを簡単に実現できそうだ。
ただし、注意点もある。一つは要件と仕様をちゃんと指定すること。例えば次のような雑な指示では、思った通りのバッチファイルを作れない。
ファイルは生成できるがタイトルは指定できないし、テンプレートを使って記事を書いた後、うっかりバッチファイルを動作させると勝手にファイルが上書きされて作業が振出しに戻る。これはChatGPTのせいではなく、指示のせいだ。コーディングはできなくてもいいがプログラムの設計まではできる必要がある。
もう一つ気を付けるべきは生成されたコードの内容だ。複雑な処理を頼んだ場合に、脆弱性を含むコードやPCに悪影響を施すコードが生成される可能性もある。コーディングはできなくてもいいが、コードを読む力とデバッグ力は必要だ。
結果、「コーディング以外全部できる必要がある」という少し不思議な状況になる。今の中高生は学校で「プログラミング的思考」を習うことになっているため、プログラムの設計まではある程度できる人も徐々に増えるだろう。そういう人はCode interpreterを便利に使えるのかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR