ソフトウェア開発のアンク(東京都新宿区)は7月11日、チャットAI「ChatGPT」で作成した文章を検知するソフトウェア「コピペルナーV6」(仮称)を発売すると発表した。大学生が作るレポートや論文のチェックなどへの利用を想定している。
コピペルナーは、与えられた2つの文章の類似度を判別するソフト。22年3月31日時点で、全国の大学や官公庁などで導入されているという。アンクは「現在、さまざまな大学でChatGPTを利用したレポートや論文の取り扱いが問題になっている」と指摘。ChatGPTで生成した文章を検知する機能を導入することでニーズに応えるとしている。
コピペルナーV6は2023年内に発売する予定。6月1日以降に現バージョンの「コピペルナーV5 永続ユーザーライセンス」を買ったユーザーには、V6の永続ユーザーライセンスへの無料アップグレードを提供する。
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