マイナンバーカードを取得した人に用途を聞いたところ、トップは「マイナポイント申請」だった一方、「一切利用していない」と答えた人も2割以上――こんな調査結果を7月12日、MMDLaboが公表した。
予備調査は18歳〜69歳の男女5000人、本調査はマイナンバーカード所有者364人を対象に6月22日〜26日に実施した。
対象者のマイナンバーカードの所有率は73.8%、返納率は1.1%。
取得者364人に用途を聞くと(複数回答)、1位は「マイナポイント申請」、2位は「本人確認書類(身分証明書)として使用」、3位は「住民票、印鑑証明書などをコンビニで取得」だった。次いで多かったのは「一切利用していない」で、24.5%と4分の1に上った。
予備調査対象の5000人に、健康保険証を廃止して「マイナ保険証」に一本化する政策への賛意を聞いたところ「賛成」が11.1%、「やや賛成」が13.7%、「賛成でも反対でもない」が34.0%、「やや反対」が13.4%、「反対」が27.8%だった。
【訂正:2023年7月13日午後7時25分 初出時、タイトルと内容に間違いがあったため修正しました。】
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