pixivは、イラストSNS「pixiv」のiOS/Androidアプリで、「児童を写実的に児童を描写したイラスト・マンガ」を7月14日から非表示にした。アプリストアのガイドラインに抵触しないようにするためという。
pixivでは従来から、「実写を主体とした画像」「著しく写実的で性的意図を認められるもの」など利用規約/ガイドライン違反の作品を削除していたが、「違反作品の増加に伴って審査キャパシティが圧迫された結果、一部の違反作品について掲載状態が続き、アプリストアのガイドラインに抵触していた」という。
この影響で7月5日以降、Android版pixivアプリのインストール・更新ができなくなっていた。対策として「特に違反が多く見られる、写実的に児童を描写したイラスト・マンガ作品全般」について14日からアプリで非表示に。15日から、Androidアプリのインストール・更新が可能になった。
また、「閲覧制限作品」(R-18)タグが付いた作品を「表示しない」設定にしているユーザーに対して、R-18作品に限らず、「アプリストアのガイドラインに抵触する性的表現を含んだ作品」も非表示にする。
pixivでは昨年ごろから、AI生成作品や性的な描写を含む作品について、投稿規制や混乱が続いている。
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