「Twitter消滅」――7月24日朝からTwitterのトレンドにて、同サービスに関するワードが相次いでランクインしている。これは、米国時間22日に、Twitterのオーナーであるイーロン・マスク氏が、同ブランド名をXに変えるとツイートしたことで「Twitterという名前が消えてしまうのでは」と話題になっている。
他にも「イーロン」「エックス」など関連ワードがランクイン。中にはポルノサイトの「Xvideos」が日本と米国でトレンド入りするなど、Xの話題一色となった。また、社名だけでなくサービス名も「X」に変わることから、Twitterの日本法人であるTwitter Japanが「X JAPAN」になるのでは――とのことで「X JAPAN」もトレンド入り。同名のロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKI氏も、マスク氏のツイートに反応した。
ユーザーの反応はさまざまで「名前が変わったらもう使わないかもしれない」「青い鳥を残してほしい」「Xに変わっても当面Twitterと呼ぶ人が多そう」という声に加え「Twitterユーザーがツイッタラーなら、XユーザーはX-MENでは?」など大喜利も始まったりと、Twitterの通常運転っぷりが垣間見えた。さらに、Twitterのトレードマークでもある青い鳥も“リストラ”される予定で、Xのロゴを募集。これにより、有志により作られた新しいロゴが次々に投下されている。
Xは、マスク氏が長年好んでいる文字で、構想しているスーパーアプリの名前でもある。Twitterはその機能の1つになるとされている。すでにTwitterの運営は米X社に移管しており、「x.com」というドメインは現在Twitterにリダイレクトされるようになっている(1999年にマスク氏が設立したオンライン銀行と同名)。Twitterの現CEOである、リンダ・ヤッカリーノ氏も「イーロンと私はXを世界に届けることを楽しみにしている」とツイートしている。
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