国立科学博物館(東京都台東区)が8月7日にクラウドファンディングサイト「READYFOR」(レディーフォー)で始めた運営費の募集が大きな注目を集め、サイトにアクセスが集中している。
同日昼ごろからREADYFORのサイト全体がつながりにくい状態に。運営元はメンテナンスを行い、午後4時前にアクセス可能になったが、「この後もアクセス集中に伴い、繋がりにくくなる可能性がある」とし、その場合は時間を空けて訪問するよう呼び掛けている。
科博は、コロナ禍による入場者減や、光熱費・原材料費・人件費などの高騰で資金難に陥っているとし、運営費用1億円を募るクラウドファンディングを7日に開始。返礼品として、グッズやバックヤードツアー、標本製作体験、古代人の人骨に触れる実習などをそろえた。
この企画は多くのメディアで報道された他、科博のサイトトップページでも告知。「日本を代表する博物館に十分な資金がないとは残念すぎる」「返礼品が豪華」などと話題になり、大きな注目を集めている。
【更新:2022年8月7日午後4時10分 メンテナンスの状況を追記しました。】
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