台東区は8月17日、廃棄したマイナンバーカード13件と住民基本台帳カード1件の券面情報の漏えいが判明したと発表した。廃棄対象のカードをシュレッダーで裁断しごみ袋に入れて搬出したが、裁断が不十分で券面情報が読み取れる状態だった。ごみ袋を回収した事業者が区に連絡したことで事態が発覚した。
カードを所持していた人たちには、事態を報告し謝罪をしている。区は再発防止策として「一連のカード廃棄処理工程を、複数職員で確認しながら実施する」「シュレッダー機器の点検、入れ替えを実施する」の2点に取り組むという。
「この度は、対象者の方々ならびに区民の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけしていることを深くおわび申し上げます。今後このような事態が発生しないよう、カードの廃棄処理に関する体制を強化し、再発防止に努めてまいります」(台東区)
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