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Google検索の生成AI機能「SGE」、日本語版提供開始

» 2023年08月30日 08時57分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは8月30日、5月に米国で提供を開始したGoogle検索の生成AI機能の初期テスト「Search Generative Experience」(SGE)の日本語版の試験運用を開始したと発表した。

 Search LabsにGoogleアカウントを登録することで、デスクトップのChromeブラウザとモバイル版Googleアプリ(AndroidおよびiOS)で利用できる。

 labs Search LabsのWebページから有効にする

 Search Labsに登録してから検索すると、従来の検索結果の上にSGEの回答が表示される。

 例えば「ロボット掃除機の選び方」と入力すると、以下のように「生成中」となり、

 sge 1 回答を生成中

 ロボット掃除機を選ぶ際の考慮点を箇条書きにしたSGEなりの回答がページのトップに表示される。

 sge 2 SGEによる回答

 回答の右には、その回答の根拠となったWebページのサムネイルが並び、右上の展開ボタンをクリックすると、Webページ一覧が表示される。

 また、回答の下にはSGEが予想した次の質問(ロボット掃除機のメリット、ロボット掃除機のデメリット、など)が並び、これをクリックすることで関連する検索を続けられる。

 SGEの回答は検索結果のトップに表示されると書いたが、広告は別扱いだ。従来どおり、関連する広告がある場合は結果のトップの広告枠に表示される。

 sge 3 広告はSGEの回答より上に表示

 SGEはまだ試験運用の段階だ。Googleは「生成AIとLLM(大規模言語モデル)には既知の制限があり、検索が常に正しく機能するとは限ら」ず、SGEについても「検索の高い品質基準を維持できるようトレーニング」していると説明する。SGEの回答の上には必ず「生成AIは試験運用中のため、品質にむらがある可能性があります。」と表示される。

 検索での生成AI採用は、米Microsoftが先行し、2月に日本語でも使える「新しいBing」を限定プレビューで提供開始した。

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